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新井雄志

大手を辞めてスキルを磨く(手に職を)論は正しいのかどうか。

どうもこんにちは。


代表の新井です。




当社のような雑魚会社でも割と高頻度に大手に就職した人たちが転職希望で応募してくれたりするんですよね。


そんな方たちの転職動機を見ていると



〇このまま今の会社にいてもスキルが付かない。


〇現代社会は大手でも安泰ではない。


〇よってスキルを磨くべく転職せねば。そして生活の安定を!





という3段論法が多いです。

(つまるところ、職種を変えたい希望で別に当社じゃなくても全然良い。という非常に健全かつ字面どおりの「転職活動」です。スバラシイ。)





今日はこの考え方に関して思いっきり主観で少し考察してみたいと思います。




ちなみにこんな事を書くという事は結論は見えていて、



「そうとも限らないのでは。」



という結論になりますので悪しからず。

(そしてスゴく暗い話になりますww)






まずちょっと自分語りをば。



私、現在35歳でして2007年に大学を卒業しております。社会人13年生です。



当時は中々に尖った学生でして、まさに文頭の通り


「大手で駒となるのではなくベンチャーで自分の力を磨くんだ!仕組みを創る人間なんだワシは!」


とか考えていました。



よって大手をほぼ受けずにベンチャーばかりを受けて新社会人になっています。


ですので、基本的には


大手の企業組織に依存しない発想は応援したい人間であり、


このキャリアの積み方に後悔や不平不満を感じたことは無く、35歳の今でも「まああの時の選択は正しかった。」と思っています。





でもここ最近の世界情勢や科学、人間心理の状況などから長期的な目線で先々を考えてみると、




・伝統的な大手企業でも生活が安定しない。(仕事が無い。保証が無い。収入が少ない。)


という時代と、



・そもそも工業社会・資本主義の限界で基本的な生活基盤や就職社会が吹っ飛ぶ。


という時代が


割と重なるのではないかと感じています。



超主観で申しますと2040年~50年ごろです。(大事な事なので二度言います。超主観。)



※実際の崩壊は2100年イメージですが、希望や先行きの消滅が一般社会に浸透するので上記くらいかなと。





仮にこの悲しい予測があたってしまうと、


・大手にしがみついて組織に依存した仕事がメイン。


な人も、


・スキルを磨いて資本主義社会で富裕層を目指す。


という人も、


生活が不安定になる時期は結局同じなんじゃないかなとか思うのです(笑)




(なんでこんな予測をしているのか気になる方は是非メッセージくださいw)





だから収入や雇用や生活を安定させる目的でのキャリアチェンジや転職活動をする際には少しだけ気をつけた方が良いかもしれません。




期待値が大きいと失った時の絶望は計り知れないですからね。



少なくとも当社に縁のある人35歳未満は

「ITエンジニアになってスキルを磨いて生活や雇用を安定させる」

という発想自体も少し疑いましょう。



間違っているとまでは言いませんが、間違っていたという結果は発生するかもしれませんので。


個人的には、


生活や雇用の安定


では無く、


精神や肉体の余裕を増やして心健やかな日々を目指すため。


という動機をお勧めします。(職場を選べる力が強いという事は、無駄な軋轢に身を費やすリスクが減るという事です。






ちなみにこんな暗い事を書いていますが私はポジティブです。


内容からも解る通り、かなり強固な悲観論者であるからです。

(僕の性格を表すのによく使う「悲観的なポジティブ」です。)



色々と諦めると目の前にポジティブになれたりできますよ。


人生楽しむのは大事。


この辺りのポジティブ発想を具体的に知りたい人もメッセージください(^^) ※ほんの僅かな応募促進要素。






~余談~


2007年当時、採用面接で社員数1桁だった会社には上場した会社がちらほら。


あの時潜り込めていればストックオプションたっぷり貰えたのに…(笑)


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