はい。
壮大なタイトルですが唯の妄想です。
きっかけは私のふとしたtweet。
Siriとかの音声エンジンって無機質でキレイな声でどことなーくエリート感漂わせてるから漫才とかに活用しやすい気がするんだよな。 緊張と緩和の法則で。 人間とAIで漫才した場合はM1なのかR1なのかキングオブコントなのか…
tweetしてから4時間。
誰からの反応もリツイートも無いので恐らく殆どの人が興味を持たない。
であろう内容なので、改めて長文にしても誰得なのですが、
まあ妄想は勝手に拡がるので仕方がない。
と割り切って、当ブログに音声エンジンの漫才可能性について掃きだめしていきます。
まず、音声エンジンはAI技術の恩恵を大きく受けている分野の一つといって差し支えないと思います。
文脈の認識や情感の察知などはこれから更に機能が向上してくるでしょう。
逆を返せば数年後には
「人間と完全に区別がつかない」レベル
にまで発展する可能性があり、そこまで行ってしまうと逆に漫才上は優位性が見えにくくなりそうです。
ですが、現在の
・無機質でキレイな声
・常に正しい答えを返すであろうと期待しているユーザー側の認識。それに伴うエリート感
という状態のうちに、音声エンジンの不具合や未発達部分を活かして漫才に持ち込めば、「緊張と緩和」理論がうまく働くのでは無いかと思った次第です。
以下、妄想の概要。
①学術的価値
人工音声の違和感などは各方面から研究されていますが、漫才を通したフィールドワークは無いはず。きっと学術的に面白さがある。
②実現可能性
参考になる構成のお笑いを実践していた先駆者がいます。
そう。
陣内智則さん
です。(知らない人は見てください。)
つまり、
「彼をパクったアマチュアです。」
という体裁で漫才・コントを構成し実践。
最後に
「実は本物の音声エンジン使ってましたー」
となればそれなりのドヨメキを起こせそうな気がします。
それ自体が前代未聞の緊張と緩和なので賞レースの2回戦くらいならば勝ち抜けるかもっ!?
そして企画・協賛が当社であれば認知度UPにつながる!わーい!
③人間と区別がつかなくなった時
僕、この記事とは別に
「ソフトウェアがテヘペロする日」
という記事も下書きしていたんですけど、それに近しい話です。
エンジンが実際の人間の情感や文脈を学習しだすと、どこかで「テヘペロ(愛嬌)」を手にする日がやってくると思っています。(というか勝手に人間側がそのような認知をしてしまうコミュニケーションに育つ。)
これは理屈は簡単で、例えば「クレームの少ない店員」とか「販売実績の高いアパレル店員」とかを実際のモデルとして学習しだすと、それら店員には必ずテヘペロ要素の強いコミュニケーションが実在していることは明らかだからです。(暴論)
こうした側面の向上と同時進行で見た目上の進化も進んでいます。
現在すでに人間と区別がつかないレベルのヒューマノイドは誕生しつつある。
※日本では奇才(誉め言葉)の石黒教授がパイオニアですね。
投資金額さえ無視すれば、いわゆる「不気味の谷」を超えられそうな環境は整いました。
こうなってくると「見た目」も「喋り」も人間と区別がつかないわけですから、
ソフトウェアとは見抜けない、
最強のお笑いコンビ 或いは 最強の相方
を生み出せる可能性が誕生します。
う~ん…
なんか楽しくなってきましたよー!!
というわけでそんなコンビの将来を妄想しながらM1の出場資格を見てみました。
ウェブページを拝見したところ、下記の3つ。
・結成15年以内
・プロ・アマ、所属事務所の有無は問いません。
・ 2人以上のコンビに限ります。(1名(ピン)での出場は不可。)
上の二つはクリアできます。
最後の項目…
…2人以上
……2人っ?
………人?
人の定義…
これは、、、
真核生物 動物界 脊索動物門 哺乳綱 霊長目 ヒト科 ヒト属
に属する「人」なのか…
とすれば参加できないのかもしれない。
人とは~~~~~~~~
というわけでM1参加の夢も潰えたので妄想終了です。
でも私は一つの夢を持っています。
それは、
・画像認識、特微量抽出の進化に伴う生物分類への揺らぎ
・それに伴う生物分類に伴う認知の崩壊
です。
人間自身の立ち位置が曖昧になることで、人間自身への深い理解が進む。
そんな日がくれば良いなと思っています。
というわけでこんなブログで
仕事を1時間さぼった
ので、そろそろ仕事に戻ります。
さよ~なら~
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