Excelでエビデンスを…
IEにも対応してほしい。
と言われて嗚咽しているプログラマー、WEB屋の皆さん。
私は企画力があります。アイデアマンです。是非、新規企画や新規事業領域で…
と面接時に言われる人事も結構同じ気持ちです\(^o^)/
という事で今回は「閃き」に関する投稿です。
先に断っておきますが、やれ「企画力があります」や「自分はアイデアマン」や「新しい事を考えるのが好きです」という事を
異常なまでにPRする若い方が多い
ので、そういった方へのアドバイス3割と7割の皮肉を込めた記事です。
閃きに関しては科学的なエビデンスを残すことが非常に難しい分野なので、確かなことは何も言えません。
とはいえ、学術的なアプローチをした記事も沢山ありますので、この記事を通してそういった文献に目を通すきっかけになって貰えれば嬉しく思います。
※つまり、この記事は私がそうした文献と体験を通じた単なる感想です。
ようやくここでタイトル回収。
みんな大好きロマンシングサガ(異論は認めません。)
あれの閃きシステム。
よくできてんな~!!
と思ったのです。
(そして楽しいよ!)
まず、多くの他のゲームと違ってレベルや熟練度で確実に技や術を覚えません。
大雑把に表現すれば
「経験の数」
が
「確率」
に影響を及ぼしているだけです。
そして当然ですが経験が無ければ、珍しい技・貴重な技の閃き確率はほぼゼロの状態になっています。
一方で違う分野の経験値はプラスで考慮されます。
剣術で色々な経験を積んだ戦士がいきなり斧を使いだしても、
斧しか使ったことが無い戦士よりは「剣技っぽい斧技」を閃く確率は高くなっています。
この関係性が実態社会においても「閃き」の論理にかなり近しいと感じているのです。
要は人間社会で多くの閃きをする人は
〇様々な分野の情報に精通している。アンテナを張っている。
〇意識的・無意識的に限らずそれら情報が脳内に蓄積されている。
〇必要に応じてそれらを結びつけて考える事が出来る。(怠惰思考)
という事が出来ている人になります。
またロマンシングサガでは強敵に出会った時の方が閃き確率が上がります。
これも大きなポイントです。
社会においても従来の知識や思考方法で問題解決できるうちは、
反応を反射的に出力するので閃く必要がありません。
つまり、反射的な出力では解決できそうにない困難な場に身を置くこと。
これも閃きを誘発する重要な要因になります。
こう考えるとですよ…
確率的には
新卒・第二新卒の1業種・職種しか経験していない若手。
よりも
色々な業種や職種の経験を積んだ中堅。
の方が閃き力が高い可能性が多いのです。
当然、ここも確率なので異論はあります。
プライベート時間で多数の情報アンテナを張っており、色々なジャンルに精通した若手。
色々な経験をしてきたにも関わらず、思考停止型で蓄積がほぼゼロの中年。
(これが一番厄介な存在なのだが…)
もいるので一概に年齢だけで推し量れない点は多々あります。
ただね…
一言だけ……
自分の事を
「私はアイデアマンです。企画に向いています。業界経験はありませんが是非とも新規企画部門に!」
とアピールしてくる人。
アピール下手かお前。
もうちょい根拠持って話せ。
と正直思ってしまいます。(人事あるあるでは…?)
自分の事をアイデアマンと称して成功している人あまり見かけません。
(自称する人で有名な人と言えば、ドクター中松さんくらいなのでは…)
アイデアマン というのは他人から称されるものであって自称するものではありません。
どうかそんな事を一生懸命PRして企画職の選考を落ち続ける前に実績を積まれることをお勧めします。
最後に一言。
ロマンシングサガって楽しいよね!
終わり。
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