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一生食っていけるスキルとは

  • 新井雄志
  • 2022年3月14日
  • 読了時間: 5分

世の中が不穏な空気ですねえ…


グローバル化による流通のブラックボックス化と現代社会特有のエネルギー依存が重なれば、まあいずれこうなる事は予測はできた。


「予測はできたけどどうしようもねえ」そんな感じです。


というわけで「このまま生きていけるのか…」と不安感が増す昨今こそ掲題の話。


(定期的にこんな事を書いている気がする…けどまた書く。)



ちなみに結論から書いておくと、


数十年を考えるならエッセンシャルワークだし、子供世代を含めた世代を跨ぐ一生を考えるなら、文明が後退する可能性も理解した上で成すがまま生きていく。もしくは米国永住権です。(無理だと思うけど中東情勢が安定すれば中東もあり。或いは露。)


みたいな、結論自体はいつも通り身も蓋も無い話です(笑)

(中継地点はもう少し真面目な話。)




ーーー本題ーーー


注)本文、本来は「IT技術者」なんていう主語デカは避けるべきなのですが、ITスキルまで細分化すると内容がゴチャッとするので割愛します。



採用業務をしていると他職種からのキャリアチェンジ組とよく出会います。


「なんでIT技術者志したんですか?」


と素朴な疑問を投げかけると体感7割くらいの人が「今後も食っていける職種だから」と答えます。

(表現自体は多種多様ですが大体ここに収束する。)



僕は「その観点だと電気工事士とか設備メンテとかも良いっすよね。」と返します。


(ここだけ切り取るとスゲエ嫌味なヤツに聞こえますが、話の流れ上はもう少しマイルドになっていますので悪しからず。)


つまる所、少なくとも当社の所属する領域(国内で最も大きな市場)でのIT技術者は一生食っていける職種だと僕自身は考えていません。

※ただし全職種で比較すれば食っていけるランキング上位だとは思っているので、その方向性自体は否定しない。



理由。


多くの国内のIT産業はビッグ・テック(GAFAM)等と違い国内市場で閉ざされています。


そのため需要を生み出している存在自体が投資できない程に弱まれば需要は死にます。



現状ではDXとかAIとかの流行キーワードを盛り込んだ形で、コスト削減で生き残るための投資熱や従来の媒体に出していた広告予算をインターネット上に移行する形での予算移転がそこそこあるので需要はあります。


また運用しているシステムの保守費用もありますし、しばらくは仕事あるでしょう。


その上、IT技術自体が学習コストが高く、新規参入が容易ではない職種なので需要がある限りは賃金は高水準で推移するはずです。(とかいいつつ新規参入を希望する若者が大量にいるのがまた別のお話で。)


加えてソシャゲや比較サイトなど、一時的にバブル化した時期もあったので報酬自体も悪くないかもしれません。


(なんだ改めて書くと薔薇色の職種じゃないか…)



まあでも需要が死ねば死にます。


(当たり前たいそう~)




でも実際に需要あるし、企業もいっぱいあるし、実際に技術者不足って言われてるし、この先も大丈夫っしょ!


と思われるかもしれません。


実際にそうかもしれません。



でも、


「5年後くらいまではその通りでしょうが10年後はマヂで解んねえ。」


というのが僕の所感。



だから「IT技術者になって一生食っていく能力を!」と意気込まれた時に「IT技術者でキャリアを積めれば人生は安泰よ!」

と自分の中で嘘を許せば入社希望者は増えるかもしれませんが、本音では「いや、当社はそこまで自信無いんですけど…」とこっちが弱気です。

(ドコゾノカイシャミタイニテキトウニキレイナコトバヲイイタイ…)




かといって、そこで身も蓋もないような最初に書いた結論を言ってしまうと、多分当社に入社する若者はゼロになるでしょうし、そうなれば僕の生活は絶たれるのでよろしくありません。


お互いに納得し妥協できる着地点を見出さねばならない。



というわけで入社前に伝える言葉を考えてみました。



(1)需要の多い技術要素をきちんとキャッチアップし、周囲と協力してPJに貢献できれば向こう5年間は良い感じに食っていけると思います(多分)。


(2)でも10年後までIT需要が高く推移するかは不明です。ですから5年経過毎に更に5年後を見通す癖をつけましょう。


(3)その中で、「あっ…これは5年後にはもうITやべえんじゃねえ…」と思った場合には、当社をあっさり捨てても良いですし、或いはIT技術ではないその他の何か必要とされるスキルを磨く可能性を考慮しましょう。


(4)食っていける仕事のそれが、エッセンシャルワーク、もしくは尖ったスキルと英語力を習得しての米国移住だったとしても諦めて受け入れて努力するなりなんなりしましょう。



という順序での説明がよろしいかなと思いました。



(4)までいくと色々と残念な世界観の話なので、そうならない事は祈りつつ。


・5年毎くらいにスキルや市場価値の見通しを更新しましょう。

・場合によっては習得したスキルや経験(いわゆるプライド)を捨て去る覚悟を持ちましょう。


というのが重要という感じですかね。



思考停止で「とにかく与えられたミッションをこなせば人生安泰でいたい!」

という方には当社でのIT技術者はお勧めせず、社会インフラ保守含むエッセンシャルワークをお勧めします。


適時、「この会社でこのキャリアはダメだ…もうこの会社は終わりだ~~…」等と考えてくれて、見捨ててくれたり時には打開策を一緒に考えてくれる方は引き続き募集したいです。




そんな風な事を最近思ってました。


おわり。


 
 
 

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1件のコメント


xmy4504
2月14日

この記事、共感します!将来を見据えたスキルを考えることは非常に重要です。興味深いことに、ITが解決策だと考えている人はどれくらいいるでしょうか?しかし、ITプロフェッショナルにとって必須のスキルといえば、プログラミング、特に基礎的なHTMLだと私は考えています。HTMLはまさに職場に欠かせないスキルです。HTMLを効果的に学ぶにはどうすればいいのでしょうか?こちらのHTMLオンラインウェブサイトが参考になるでしょう。

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